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“HSPは人の気持ちを察してしまう”に覚えた違和感の話。HSP(繊細さん)の生きづらい話。

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HSP=”ひとの気持ちがわかる”に覚えた違和感

『HSPはひとの気持ちに敏感』
『繊細さんはひとの気持ちが分かる』

HSPや繊細さんの悩みのひとつに、”ひとの気持ちに敏感“でストレスを抱えてしまうっていうのがよくありますよね。

僕も会社勤めをしていて、隣で同僚が上司にきつい言葉で叱責されているのが聞こえてくると

僕
あぁ〇〇さん、大変そうだ・・・

上司が機嫌悪そうだ・・・

こんな感じに心がざわざわして落ち着かなくなったこと、何度も経験してきました。

ひとの気持ちに共感しやすい?

Head Heads Compared To Part  - geralt / Pixabay

自分が怒られているわけではないのにこんな気持ちになってしまう背景には、ひとの気持ちに共感しやすいからと言われていますね。

こういう悩みがあってインターネットとかで調べて見ると

・HSPは人の気持ちを敏感に察してしまう
・それを生かして配慮することが出来る

とか書かれてたりしますよね!

でも僕個人の感覚からすると「本当にそうなの?」っていう感じですね。

結局それは自分の気持ちなのでは。

僕が想像するひとの気持ちって、結局”自分がその状況だったらどう感じるか?“っていう想像で、”その人がどう感じてるか?“っていうのとは別物なんですよきっと。

こう思うようになったのには、とある経験が関係しています。

上司の叱責で気づいたこと

それは冒頭のように、上司が隣の席の〇〇さんを叱責していた時のこと。

入社して間もなかった自分は、聞いてるだけでも内心ハラハラだし、心拍数は上がるわだし・・・

実際、〇〇さんもひたすら謝ってるし、すごく申し訳なさそうな表情をしてるんですよね・・・

でも数日経つとまた同じようなことが起こるんです。

上司も〇〇さんも、前回のやりとりがまるでなかったかのように繰り返すんですよね。

その時思ったんですよね。

「〇〇さんって別に落ち込んでないじゃん」と。

やっぱり他人は他人

ついつい共感=自分を他人の立場に置き換えて精神的に消耗してしまうことが多いHSPさんですが・・・

他人は他人です。

人の気持ちが100%わかることなんてないんですよね。

この基本的なことを忘れずにいたいなと思うのです。

敏感なのは変えられないけど、思考方法は変えられるはず。

HSPが敏感さを簡単に手放す方法っていうのは、なかなかないと思います・・・

ただし、自分の敏感さに気づくこと、他人は他人だと線引きすることで無駄な消耗を防ぐことが出来るんじゃないでしょうか。

どうしても辛い時は逃げても良い

もしも今いる環境がどうしてもつらい、辞めたいけど言い出せない・・・そんな時は自分の心に正直になってほしいなと思います。

その辛さは放っておいても解決することはないので、環境を変えるなどの行動をした方がいいと思います。

もしも今の環境に悩んでいる人がいるのなら、僕の経験や体験を参考にして頂き、少しでも心が軽くなることを願っています。

仕事を辞めたいと言い出せないなら代行も。

実際僕は仕事を辞めたいけど言い出せない、辞めたい自分を認めることができない・・・そんな状況になってしまい、最終的に診療内科で適応障害と診断されてしまいました。

本当、こんな状況になる前に環境を変えるべきだったと・・・今ならそう言うことができます。

もしも会社に言い出せないのであれば、退職代行を利用するのも良いと思います。

「代行で退職するなんてどうなの?」っていう気持ちも分かります。

しかしその気持ちが自分自身を苦しめてるのであれば、誰かに頼っても良いと思うのです。